逃げても逃げても追いかけてくるの
「きゃあぁああ​─​─っ、、
りんっ!りんーーっ…!!!!」

その光景に私は地面に手をついて泣き叫んだ。

ジャミガミ様は凛を高々と持ち上げているから

凛が居るのは5メートル以上、上だ。

「かけるっ…、ねぇ、どうしよう…っ、
りんがぁ…、りんがぁー…っ、、」

「翔!お前はさっさと架乃連れて逃げろ!!!」

「けど…、!」

苦しそうな凛の顔が目に入り…

私は放心状態真っ只中。
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