二次元の外には、予想外すぎる甘々懐妊が待っていました
洗い場で存分に絡み合った2人は、その疲れを癒すためにバスタブでゆったりくつろいでいた。
もちろん、2人の体はピッタリくっついている。
正確に言えば、涼が香澄の体をグイッと引き寄せて離さないだけなのだが。
香澄は、大きな窓に広がる東京の夜景を、うっとりと眺めており、香澄の視線が自分以外のものに注がれる度に嫉妬する涼は、やはり面白くなかった。
「香澄、こっち向いて」
「はい……んっ……」
お互いの舌を絡ませ合うキスは、もう2人にとっては挨拶のようなもの。
水音を奏でながら、互いの味を存分に味わってから、どちらからともなく離れる。
「夜景ばかり見てないで、僕も見てよ」
「いつも見てるじゃないですか」
「でも、今は見てない」
「こんな風に、お風呂で夜景を見るなんて滅多にないんですから、堪能させてくれてもいいじゃないですか」
「ダーメ」
涼は、香澄の体をくるりと自分の方に向けさせる。
香澄の体は、バスタブに浮いている花びらがくっついていた。それも、涼は面白くなかった。自分以外の何かが香澄の体に痕を残すのが、許せないから。
「香澄の体の花びら、とってあげる」
「え、でもどうせ今とってもまたくっついちゃいます……んっ」
涼がまずとったのは、胸の近くにある花びら。
そのタイミングで、今は未来に吸わせている、未来の食事のためのぷっくりと膨れた頂きを琴のように涼は弾いた。
「何するんですか……」
「何って、花びらとってあげてるだけだよ」
「それだけなら、そこに指触れないでください……」
「わざとじゃないよ。でも、感じるの?」
「んんっ……」
涼は、親指で頂きを撫でながら、1枚1枚丁寧に花びらを剥いていきながら、花びらがあった場所に、涼だけがつけられる花びらを残していく。
「感じてるよね?」
「し、知りません……!」
「香澄は、まだ自分のこと分かってないのかな?」
そう言うと、涼は香澄の耳たぶをペロリと舐めてから、首筋に鼻を近づけた。
「うん、感じてる」
「ど、どういうことですか……!」
「最初に君を抱いた時にも言ったけど、君はね、ここから美味しそうな香りがするんだよ。果物のようなね。でね、どういう時にその香りが強くなるかと言うと……」
そう言ってすぐ、涼は香澄の入り口付近の花びらに触れる。
「さっきいっぱい洗ったのに、また濡れてるね……」
「そんなこと、耳元で言わないでください……」
「ふふ。こんなになるまで感じると、香澄の匂いが強くなるんだ。だから、僕には隠し事はできないんだよ」
涼は、鼻先、頬の順番でチュッと軽いキスを落としてから、また香澄の口腔内を愛してやる。
「どうして君は、どこもかしこも美味しいのかな。いっそこのまま僕の中に入れてしまえればいいのに」
「んっ……」
「ああでも……そうするとこうやって向かい合って、肌をくっつけ合わせることはできないか。それは嫌だな」
「んんっ……」
「そしたら、こうして2人でいる時は、ずっとこうして裸で向かい合って、キスしてようかな。そうしたら、香澄を僕以外の何かに取られる心配はないし。ね、いいでしょ。香澄」
「……りょ……涼……私……」
「…………香澄?」
香澄の様子がおかしいことに、涼はようやく気づいた。
「香澄、どうしたの?」
「なんか……頭がふらふらする……」
香澄は、そのまま涼に抱きつき、涼の肩に頭を乗せた。
「香澄!?」
「ご、ごめんなさい……のぼせちゃったみたいで……」
「そ、そうか……ごめんね、香澄。もうあがろうか」
「……うん……」
本当は、このまま湯船の中で3回目の結合をしたかった涼ではあったが、顔を赤くしてぐったりと自分に寄っ掛かる香澄に無理はさせられないため、そのまま丁寧に、ぬるま湯シャワーで香澄の体から花びらを落としてやった。
もちろん、2人の体はピッタリくっついている。
正確に言えば、涼が香澄の体をグイッと引き寄せて離さないだけなのだが。
香澄は、大きな窓に広がる東京の夜景を、うっとりと眺めており、香澄の視線が自分以外のものに注がれる度に嫉妬する涼は、やはり面白くなかった。
「香澄、こっち向いて」
「はい……んっ……」
お互いの舌を絡ませ合うキスは、もう2人にとっては挨拶のようなもの。
水音を奏でながら、互いの味を存分に味わってから、どちらからともなく離れる。
「夜景ばかり見てないで、僕も見てよ」
「いつも見てるじゃないですか」
「でも、今は見てない」
「こんな風に、お風呂で夜景を見るなんて滅多にないんですから、堪能させてくれてもいいじゃないですか」
「ダーメ」
涼は、香澄の体をくるりと自分の方に向けさせる。
香澄の体は、バスタブに浮いている花びらがくっついていた。それも、涼は面白くなかった。自分以外の何かが香澄の体に痕を残すのが、許せないから。
「香澄の体の花びら、とってあげる」
「え、でもどうせ今とってもまたくっついちゃいます……んっ」
涼がまずとったのは、胸の近くにある花びら。
そのタイミングで、今は未来に吸わせている、未来の食事のためのぷっくりと膨れた頂きを琴のように涼は弾いた。
「何するんですか……」
「何って、花びらとってあげてるだけだよ」
「それだけなら、そこに指触れないでください……」
「わざとじゃないよ。でも、感じるの?」
「んんっ……」
涼は、親指で頂きを撫でながら、1枚1枚丁寧に花びらを剥いていきながら、花びらがあった場所に、涼だけがつけられる花びらを残していく。
「感じてるよね?」
「し、知りません……!」
「香澄は、まだ自分のこと分かってないのかな?」
そう言うと、涼は香澄の耳たぶをペロリと舐めてから、首筋に鼻を近づけた。
「うん、感じてる」
「ど、どういうことですか……!」
「最初に君を抱いた時にも言ったけど、君はね、ここから美味しそうな香りがするんだよ。果物のようなね。でね、どういう時にその香りが強くなるかと言うと……」
そう言ってすぐ、涼は香澄の入り口付近の花びらに触れる。
「さっきいっぱい洗ったのに、また濡れてるね……」
「そんなこと、耳元で言わないでください……」
「ふふ。こんなになるまで感じると、香澄の匂いが強くなるんだ。だから、僕には隠し事はできないんだよ」
涼は、鼻先、頬の順番でチュッと軽いキスを落としてから、また香澄の口腔内を愛してやる。
「どうして君は、どこもかしこも美味しいのかな。いっそこのまま僕の中に入れてしまえればいいのに」
「んっ……」
「ああでも……そうするとこうやって向かい合って、肌をくっつけ合わせることはできないか。それは嫌だな」
「んんっ……」
「そしたら、こうして2人でいる時は、ずっとこうして裸で向かい合って、キスしてようかな。そうしたら、香澄を僕以外の何かに取られる心配はないし。ね、いいでしょ。香澄」
「……りょ……涼……私……」
「…………香澄?」
香澄の様子がおかしいことに、涼はようやく気づいた。
「香澄、どうしたの?」
「なんか……頭がふらふらする……」
香澄は、そのまま涼に抱きつき、涼の肩に頭を乗せた。
「香澄!?」
「ご、ごめんなさい……のぼせちゃったみたいで……」
「そ、そうか……ごめんね、香澄。もうあがろうか」
「……うん……」
本当は、このまま湯船の中で3回目の結合をしたかった涼ではあったが、顔を赤くしてぐったりと自分に寄っ掛かる香澄に無理はさせられないため、そのまま丁寧に、ぬるま湯シャワーで香澄の体から花びらを落としてやった。