二次元の外には、予想外すぎる甘々懐妊が待っていました
「それで僕はどうすればいいかな?」
涼は、髪をかき上げながらわざとらしく尋ねる。
「座って。旦那様」
「いいよ、僕の可愛すぎる奥さん」
香澄から「旦那様」と呼ばれたのが嬉しくて仕方がない涼だったが、頑張って表情を崩さないようにした。
油断するとすぐに、でろでろに溶けた、男らしさのかけらもない表情になってしまうのだが、香澄にだけはそんな自分の情けない表情を見せたくはなかった。
(香澄にとっては、いつまでも素敵な旦那様でいたい……)
そんなことを考えながら、涼はベッドのヘッドボードにもたれかかった。
「これでいい?」
「ダメ」
香澄は、そう言いながら涼の足の間に手を入れていく。
「これじゃあ、入れないよ?旦那様」
四つん這いになり、上目遣いで迫ってくる香澄の姿は、かつて涼と目が合うだけでクローゼットに逃げ込んでいた頃には決して想像できないもの。
もちろん、香澄の理性が働いている時であれば、決してこんなことはしない。
(お酒……最高…………)
アルコールは飲ませすぎると毒になる。
しかも、これから涼は再び香澄を孕ませようとしているのだ。
もし、今日妊娠させることに成功したら、次香澄にお酒を飲ませることができるのは2年くらい先になるだろう。
だからこそ、今この時にしか見られない、自分しか知らない妖艶な香澄を、涼は思う存分味わっておきたいと思った。
「これでいい?」
涼は、香澄が入れそうな幅まで足を開きながら尋ねた。
「うん」
するりと香澄は涼の足の間に入り込むと、そのまま涼の大事なところに手を伸ばした。
「んっ……」
香澄の手が自分の大事なところに触れた瞬間、電流が流れたような感覚が涼の体に流れた。
そのまま香澄は、最初は慣れない手つきで涼の大事なところを撫でた。
「か……香澄……そんなのどこで覚えたの……?」
涼は、今まで香澄に嫌われるのが怖くて、こう言ったことをさせたことは1度もなかった。
まして、涼と初めてここでセックスをした時、香澄はハジメテだったし、それ以降も自分以外の男にこんなことは絶対にさせていない。もししていたら、その男は今頃生きてはいないだろう。
だから気になったのだ。
香澄が、どこでこんな技を覚えたのか。
「先輩が貸してくれた、TLマンガです」
「…………え?」
(どうしてここで、拓人の名前が……?)
「あ、ティーンズラブっていう、エッチなシーンが多いジャンルのマンガがあるんですけどね」
そう言いながら、香澄の唇が涼の大事なところにキスをする。
「んっ……」
「そのヒロインが、こんな風にしていたんです」
今度は、舌先を出した香澄は、アイスキャンディーを舐めるように涼を舐め上げていく。
「んあっ……か、かすみ……」
「こうすると、ヒーローはすごく喜んでいたので、旦那様も喜んでくれるのかなと思って」
「ちょっ……ちょっとまっ……んっ……」
涼は、気になることがあった。
なぜ拓人がそんなマンガを、夫である涼には内緒で香澄に見せたのか。
そしてさらに……そのマンガでこの行為を見たということは、夫である涼以外の男の裸を香澄が見たということだ。
そんなことだけで、簡単に嫉妬できてしまうくらい、涼は香澄が好きすぎるのだ。
「か、香澄、待って……」
「ん……どうです……気持ちいい……?」
上目遣いで、涼の大事なものを口に含みながら聞いてくる香澄のせいで、涼の理性は完全に崩壊した。
「キャッ……!」
「香澄、ごめん……!」
涼は、ハジメテなはずの香澄の行為で、あっという間に果てさせられてしまった。
「香澄、嫌なら出して」
涼は、ティッシュを香澄の口元に持っていくが、それと同時にごくりと香澄の飲み込む音が聞こえた。
「か、香澄……まさか……」
「ふふ。飲んじゃった」
本来ならば、ここからスムーズに本番行為に移るのが普通のカップルだろう。
でも、ここでいつもの香澄が戻ってきた。
「早速、記録しなきゃ」
「え」
「今度、エッチなゲームのシナリオを作ることになってるんですけど、その時に今の感覚役立ちそうなので……。ちょっとスマホ持ってきてもいいですか?」
そう言って、ベッドから香澄は離れようとした。
けれどもまさか、そんなことを許すような涼ではなかった。
「香澄?まさか、このまま僕を放っておくの?」
「え?」
そのまま、涼は香澄をベッドに押し倒し、動けないように手首をしっかり掴んだ。
「たくさん気持ち良くしてくれてありがとうね、香澄。だから今度は、僕がもっと気持ち良くしてあげるからね」
そう言うと、涼は香澄の花びらに口を寄せた。
それから、涼は朝日が昇るまで、香澄の中にたくさん自分を出し続け、香澄には1度もスマホを使わせることはさせなかった。
この時に、未来と同じように子供が宿ったのかどうかは、また別のお話……。
Fin …… ?
涼は、髪をかき上げながらわざとらしく尋ねる。
「座って。旦那様」
「いいよ、僕の可愛すぎる奥さん」
香澄から「旦那様」と呼ばれたのが嬉しくて仕方がない涼だったが、頑張って表情を崩さないようにした。
油断するとすぐに、でろでろに溶けた、男らしさのかけらもない表情になってしまうのだが、香澄にだけはそんな自分の情けない表情を見せたくはなかった。
(香澄にとっては、いつまでも素敵な旦那様でいたい……)
そんなことを考えながら、涼はベッドのヘッドボードにもたれかかった。
「これでいい?」
「ダメ」
香澄は、そう言いながら涼の足の間に手を入れていく。
「これじゃあ、入れないよ?旦那様」
四つん這いになり、上目遣いで迫ってくる香澄の姿は、かつて涼と目が合うだけでクローゼットに逃げ込んでいた頃には決して想像できないもの。
もちろん、香澄の理性が働いている時であれば、決してこんなことはしない。
(お酒……最高…………)
アルコールは飲ませすぎると毒になる。
しかも、これから涼は再び香澄を孕ませようとしているのだ。
もし、今日妊娠させることに成功したら、次香澄にお酒を飲ませることができるのは2年くらい先になるだろう。
だからこそ、今この時にしか見られない、自分しか知らない妖艶な香澄を、涼は思う存分味わっておきたいと思った。
「これでいい?」
涼は、香澄が入れそうな幅まで足を開きながら尋ねた。
「うん」
するりと香澄は涼の足の間に入り込むと、そのまま涼の大事なところに手を伸ばした。
「んっ……」
香澄の手が自分の大事なところに触れた瞬間、電流が流れたような感覚が涼の体に流れた。
そのまま香澄は、最初は慣れない手つきで涼の大事なところを撫でた。
「か……香澄……そんなのどこで覚えたの……?」
涼は、今まで香澄に嫌われるのが怖くて、こう言ったことをさせたことは1度もなかった。
まして、涼と初めてここでセックスをした時、香澄はハジメテだったし、それ以降も自分以外の男にこんなことは絶対にさせていない。もししていたら、その男は今頃生きてはいないだろう。
だから気になったのだ。
香澄が、どこでこんな技を覚えたのか。
「先輩が貸してくれた、TLマンガです」
「…………え?」
(どうしてここで、拓人の名前が……?)
「あ、ティーンズラブっていう、エッチなシーンが多いジャンルのマンガがあるんですけどね」
そう言いながら、香澄の唇が涼の大事なところにキスをする。
「んっ……」
「そのヒロインが、こんな風にしていたんです」
今度は、舌先を出した香澄は、アイスキャンディーを舐めるように涼を舐め上げていく。
「んあっ……か、かすみ……」
「こうすると、ヒーローはすごく喜んでいたので、旦那様も喜んでくれるのかなと思って」
「ちょっ……ちょっとまっ……んっ……」
涼は、気になることがあった。
なぜ拓人がそんなマンガを、夫である涼には内緒で香澄に見せたのか。
そしてさらに……そのマンガでこの行為を見たということは、夫である涼以外の男の裸を香澄が見たということだ。
そんなことだけで、簡単に嫉妬できてしまうくらい、涼は香澄が好きすぎるのだ。
「か、香澄、待って……」
「ん……どうです……気持ちいい……?」
上目遣いで、涼の大事なものを口に含みながら聞いてくる香澄のせいで、涼の理性は完全に崩壊した。
「キャッ……!」
「香澄、ごめん……!」
涼は、ハジメテなはずの香澄の行為で、あっという間に果てさせられてしまった。
「香澄、嫌なら出して」
涼は、ティッシュを香澄の口元に持っていくが、それと同時にごくりと香澄の飲み込む音が聞こえた。
「か、香澄……まさか……」
「ふふ。飲んじゃった」
本来ならば、ここからスムーズに本番行為に移るのが普通のカップルだろう。
でも、ここでいつもの香澄が戻ってきた。
「早速、記録しなきゃ」
「え」
「今度、エッチなゲームのシナリオを作ることになってるんですけど、その時に今の感覚役立ちそうなので……。ちょっとスマホ持ってきてもいいですか?」
そう言って、ベッドから香澄は離れようとした。
けれどもまさか、そんなことを許すような涼ではなかった。
「香澄?まさか、このまま僕を放っておくの?」
「え?」
そのまま、涼は香澄をベッドに押し倒し、動けないように手首をしっかり掴んだ。
「たくさん気持ち良くしてくれてありがとうね、香澄。だから今度は、僕がもっと気持ち良くしてあげるからね」
そう言うと、涼は香澄の花びらに口を寄せた。
それから、涼は朝日が昇るまで、香澄の中にたくさん自分を出し続け、香澄には1度もスマホを使わせることはさせなかった。
この時に、未来と同じように子供が宿ったのかどうかは、また別のお話……。
Fin …… ?