二次元の外には、予想外すぎる甘々懐妊が待っていました
「あなたは、僕と恋愛体験ができる。僕は……あなたの肌を味わえる。これで、お互いの望みが叶う……どうでしょう?」
その言葉の意味に気づかない程、香澄は純朴ではない。
むしろそういったシーンを文字で組み立て、提供してきた側だ。
「イケメンとセックスをしてきなさい」
八島にそう言われた時は、絶対に無理だと思った。
でも、あと一歩勇気を出せば、香澄は諦めていた体験ができる。
男……それも明らかに極上だと分かる人との一夜。
しかも、スイートルーム。
こんな機会は、もう2度と巡り合うことはないだろう。
「いかがですか?」
男性は、香澄に肯定を求めてくる。
香澄からすると、男性こそが肯定否定を選べる立場だと言うのに。
(こんな人が、私の処女をもらってくれるなら……きっと後悔はない)
例え、これで2度とこの人と会えなかったとしても。
2度と……誰かとセックスすることがなかったとしても。
お酒によって麻痺した理性よりも、この男性を肌で感じたいという本能が上回り、香澄の体が少しずつ蜜で濡れ始めていた。熱がどんどん高まっていった。
「もし、良いのであればこの苺を唇で咥えてください」
男性は、香澄の唇に苺を押し当てる。
(もう、抑えられない)
香澄は、言われた通り、苺を唇で咥えてしまった。
「二次元じゃデキないこと、僕が教えてあげる」
男性はそう言った瞬間、香澄の唇を苺ごと奪った。
香澄のファーストキスは、苺が弾け、口内に飛び散ったジュースの味がした。
→3.初めての快感は予想外だらけ に続く……
その言葉の意味に気づかない程、香澄は純朴ではない。
むしろそういったシーンを文字で組み立て、提供してきた側だ。
「イケメンとセックスをしてきなさい」
八島にそう言われた時は、絶対に無理だと思った。
でも、あと一歩勇気を出せば、香澄は諦めていた体験ができる。
男……それも明らかに極上だと分かる人との一夜。
しかも、スイートルーム。
こんな機会は、もう2度と巡り合うことはないだろう。
「いかがですか?」
男性は、香澄に肯定を求めてくる。
香澄からすると、男性こそが肯定否定を選べる立場だと言うのに。
(こんな人が、私の処女をもらってくれるなら……きっと後悔はない)
例え、これで2度とこの人と会えなかったとしても。
2度と……誰かとセックスすることがなかったとしても。
お酒によって麻痺した理性よりも、この男性を肌で感じたいという本能が上回り、香澄の体が少しずつ蜜で濡れ始めていた。熱がどんどん高まっていった。
「もし、良いのであればこの苺を唇で咥えてください」
男性は、香澄の唇に苺を押し当てる。
(もう、抑えられない)
香澄は、言われた通り、苺を唇で咥えてしまった。
「二次元じゃデキないこと、僕が教えてあげる」
男性はそう言った瞬間、香澄の唇を苺ごと奪った。
香澄のファーストキスは、苺が弾け、口内に飛び散ったジュースの味がした。
→3.初めての快感は予想外だらけ に続く……