必ず叶えられる恋
「あなたはやめるときも健やかなる時も、二人の愛を誓いますか?」

先生が言った後に二人は同調する。

「はい、誓います」

「では指輪の交換を」

指輪なんて用意してなかったが、指輪をはめる仕草をして場を盛り上げた。

「先生キスは?」

「キス?キスはまだ16歳だからしたらダメよ。マネだけ」

すると星輝はすかさず指輪をはめる仕草をした手の甲に軽くキスをした。

「星輝?!有り難う」

「まぁ」

みなみは喜んで、星輝に抱きついた。

「先生有り難う。式嬉しかった。一度やってみたかったの」

「そう、いい思い出になるわね」

みなみは充実感に噛みしめて、手を合わせた。


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