表の僕と裏の君の恋愛事情 【BL】
ー裏ー
朝起きて支度して
今日はどうしようか考えながらタバコ吸ってぼーっとしてた
行くところもないし学校に向かった
それが俺にとって出会いだったなんて思いもしなかった
学校に着いて俺は使われてない教室へと足を運んだ
ホコリまみれで長年使用してないのが分かるほど
座れる場所のホコリを払って座るとある人が教室に入ってきた
いつもニコニコ笑って皆のアイドルである神木時雨だった
だがいつもとは違う様子だった…震えてると言うか辛そな姿に見えてしまった。
俺に気づいてないのかため息をついててなんだろ…消えてしまいそうに感じた
声掛けたら凄い驚いてた
本当に気づいてなかったのか…
俺は面白くなって神木に俺の名前を呼ばせた
何故かは俺も分からない
ただ呼んで欲しいと本能で思った
「俺の名前読んで…」
なんでって顔してるが俺は脅しかけたら名前を呼んでもらえて嬉しくなって抱きついてしまった
でも神木はなぜか震えて気を失ってしまった
ごめんなさい…誰に謝ってるんだ…?
なぜか泣いてる神木時雨の隣に居たいと俺は無意識に思っていた
とりあえず抱き寄せて支えるようにして起きるのを待った