赤色の糸
「そうですか…すいません!」


男子達は余程急いでいたのかまた走り出した。


「姫咲さん…?大丈夫?」


下から薫くん。


こっちを見たと思ったらすぐに顔を逸らした。


「姫咲さん…下着…」


私は手すりに捕まるのに必死でスカートがめくれてることに気づかなかった。

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