ぐーたらネコになってみたい!!☆私は貴方の腕の中で丸くなる☆
そろそろ私の右手中指が限界にきてる、いつからか忘れたけど中指第二関節が、朝起きた時セメントで固められたくらい、動かない。
まぁ…仕事中は気にならないけど、終わると段々と動きが鈍くなる。
鈍くなってきた指は上手く箸を掴めず、床に音を立てて落ちた。
恥ずかしい…
落ちた箸を掴んだがもう一度落とし、今日子の足元へ転がり今日子が拾い、新しい箸は高藤さんから渡してくれた。
恥ずかしくて顔に出る。
一度病院へ行こうと思ったけど、全然不便を感じなかったから行かなかった。
指の動きが鈍い、それくらいで軽く考えていた。
もう本当に恥ずかしい、まさかはぁー…。
なんだろう泣きたくなってきた。
ここが庶民のファミレスだったらこんな感情はならなかったのか。
そんな落ち込んでいた私の前にスタッフが「お待たせしました」と私の大好きなチョコケーキを。
「美里は大好きだろうチョコケーキ」と高藤さん。
なぜ知ってるの??
今日子も目を輝かせながら「ここのケーキ凄く美味しいの、数量限定だから予約しておいた」
美里の喜ぶ顔が見たかったのと嬉しそうに微笑む今日子。
大好きだよ、嬉しいよ、でも胃袋が限界突破している現実。
正方形で中央には金粉がキラキラ、ツヤツヤのチョコ、のどはゴクリと言っているのに、私の胃袋は拒否反応…
あ〜こんなキレイなチョコは人生初感動。
今日子はチョコを一口パクリ、宇宙に行ってる顔してる、あ〜なんて幸せにそう。
なんだか私の心がぽかぽかしてくる、私も一口パクリ本当に美味しい!!もう一度宇宙へ行きました。
全部食べたい残したら今日子がっかりするだろうな…残すなんてことも私はイヤだ。
でも限界…情けない…
でももう一口頑張ろうと気合いを入れ口に運ぼうとしたら、横からパクリ!
っへ、っえ……っえーー!?
一瞬頭、真っ白!
高藤さん、何しました?
恋愛経験ほとんど無い私でも知っている、間接キス!?
私のフォークからあなた、食べたよね。
瞬きを繰り返す私の口元にわずかに付いていたチョコを、高藤さんは指で絡め取りペロリ。
そして今度は唇を指でなぞり、またペロリ。
全身氷結状態。
そんな私の右手中指をじっと観察し、「違和感あるだろう病院へは?」
真剣な顔で質問してくる、それより貴方のしたことは何??こっちが聞きたいよ!?
ケーキが食べたいなら、そう言えばいいのに、私はケチではないよ。
言葉が出そうになったけど、「病院は?」ちょっと顔が怖いよ。
「違和感とか、病院とか意味分かんない」わざと言ってみる。
違和感アリアリなのに。
はぁ…と大きな溜息…
「医者を騙せるとは思うなよ」
さっきより真剣な顔をで。
医者なの?この人。
はは、私の嫌いな職業ナンバーワン医者、理由をもし聞かれても分かんない、でも嫌い。
嫌いなの…理由はないけど嫌いなの。
私はきっと日本中の女性から嫌われるだろう、イケメンで医者なんて誰でも憧れる存在だろうから。
きっと結婚したいナンバーワンだろうな。
結婚???私には縁のない言葉だね、一人でいい。イヤずーーーと過去も未来も一人で大丈夫。
私なら大丈夫。
私の古い携帯から大好きな音楽が流れる、珍しいなぁ…
大家さんからで、何だろう??
私は大家さんの言葉で………。
まぁ…仕事中は気にならないけど、終わると段々と動きが鈍くなる。
鈍くなってきた指は上手く箸を掴めず、床に音を立てて落ちた。
恥ずかしい…
落ちた箸を掴んだがもう一度落とし、今日子の足元へ転がり今日子が拾い、新しい箸は高藤さんから渡してくれた。
恥ずかしくて顔に出る。
一度病院へ行こうと思ったけど、全然不便を感じなかったから行かなかった。
指の動きが鈍い、それくらいで軽く考えていた。
もう本当に恥ずかしい、まさかはぁー…。
なんだろう泣きたくなってきた。
ここが庶民のファミレスだったらこんな感情はならなかったのか。
そんな落ち込んでいた私の前にスタッフが「お待たせしました」と私の大好きなチョコケーキを。
「美里は大好きだろうチョコケーキ」と高藤さん。
なぜ知ってるの??
今日子も目を輝かせながら「ここのケーキ凄く美味しいの、数量限定だから予約しておいた」
美里の喜ぶ顔が見たかったのと嬉しそうに微笑む今日子。
大好きだよ、嬉しいよ、でも胃袋が限界突破している現実。
正方形で中央には金粉がキラキラ、ツヤツヤのチョコ、のどはゴクリと言っているのに、私の胃袋は拒否反応…
あ〜こんなキレイなチョコは人生初感動。
今日子はチョコを一口パクリ、宇宙に行ってる顔してる、あ〜なんて幸せにそう。
なんだか私の心がぽかぽかしてくる、私も一口パクリ本当に美味しい!!もう一度宇宙へ行きました。
全部食べたい残したら今日子がっかりするだろうな…残すなんてことも私はイヤだ。
でも限界…情けない…
でももう一口頑張ろうと気合いを入れ口に運ぼうとしたら、横からパクリ!
っへ、っえ……っえーー!?
一瞬頭、真っ白!
高藤さん、何しました?
恋愛経験ほとんど無い私でも知っている、間接キス!?
私のフォークからあなた、食べたよね。
瞬きを繰り返す私の口元にわずかに付いていたチョコを、高藤さんは指で絡め取りペロリ。
そして今度は唇を指でなぞり、またペロリ。
全身氷結状態。
そんな私の右手中指をじっと観察し、「違和感あるだろう病院へは?」
真剣な顔で質問してくる、それより貴方のしたことは何??こっちが聞きたいよ!?
ケーキが食べたいなら、そう言えばいいのに、私はケチではないよ。
言葉が出そうになったけど、「病院は?」ちょっと顔が怖いよ。
「違和感とか、病院とか意味分かんない」わざと言ってみる。
違和感アリアリなのに。
はぁ…と大きな溜息…
「医者を騙せるとは思うなよ」
さっきより真剣な顔をで。
医者なの?この人。
はは、私の嫌いな職業ナンバーワン医者、理由をもし聞かれても分かんない、でも嫌い。
嫌いなの…理由はないけど嫌いなの。
私はきっと日本中の女性から嫌われるだろう、イケメンで医者なんて誰でも憧れる存在だろうから。
きっと結婚したいナンバーワンだろうな。
結婚???私には縁のない言葉だね、一人でいい。イヤずーーーと過去も未来も一人で大丈夫。
私なら大丈夫。
私の古い携帯から大好きな音楽が流れる、珍しいなぁ…
大家さんからで、何だろう??
私は大家さんの言葉で………。