Flower black ~Side Story~




「でも、もう1つ最近目標ができた」


「なんですか?」


「憂羽が、安心して1人で夜の街を歩けるようにしたい」


「え……」



意外な言葉に私は驚く。



「そうなるには、俺はこの街でトップに立たなきゃいけない。それで……その時まで憂羽に見守ってほしいと思う」



見守る……?

< 27 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop