Flower black ~Side Story~




「憂羽、俺しばらく憂羽のこと予備校に迎えに行けない」


「なんで……?」


「俺といると、憂羽が狙われる。憂羽を危険に晒すわけにはいかない」


「私は……昴と戦いたいよ」



1年前、昴に出会った時、この人を支えたいと思ったんだ。


今、昴が1番苦しい時に一緒に戦えないのは私も辛い。



「憂羽」



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