魔王様に溺愛されています
 「お前も挨拶しなさい」

 魔王様の後ろから、少年が現れた。

 「…初めまして、クエル・グローリエ…」

 そう挨拶すると、私の目の前に来て

 「君は、天使?」

 「違いますけど…」

 この子…白銀の髪に赤い瞳、きれい…どこかで会ったことが…

 でも、どこで…

 「今日も私の推しが尊い!」

 「始まった、推し話」

 この子たちはだれ?推しって…

 「なんで、クエルさまは結ばれないの!」

 この子知ってる…
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