魔王様に溺愛されています
 よし、ここが…ミネット学院の魔国校舎…か。やっぱり広い…

 「では、今から入学式を行うので、皆さん移動しましょうか」

 そして、全体校舎に移動する。

 「では、入学者代表挨拶、カイル・スターシア、クエル・グローリエ」

 「はい」

 男性二人が席を立つ…クエルはやっぱり、すべてが優秀なんだな。

 「あれが、魔王クエル様…かっこいい」

 「カイル殿下…今日も美しい」

 各々に小さく感想を言っている。まぁカイル様もかっこいいかもだけど、クエルが一番かっこいい!

 「以上、入学者代表挨拶…」

 お辞儀をし、二人は席に戻っていく。そのとき、クエルと目が合ったのは、気のせいだろうな…
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