魔王様に溺愛されています
 「…、…」

 うん…すごく視線が…隣から…

 「リーシア?」

 「っ、なんでしょうか?クエル様」

 そんなに優しい声で言われたら、顔が赤くなる…

 「リーシア!やっと会えた」

 すごい笑顔で名前呼ばれてる…これは、夢か…まさか、覚えてくれてるなんて…

 「あ、あの、クエル様、手が…」

 「手が…どうした?リーシア、あと、クエル様は他人行儀じゃないかな?」

 「ですが、クエル様?身分が…皆さんの視線が…」

 どこが!クールキャラなの!なにこの…うぅ、恥ずかしい
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