魔王様に溺愛されています

甘々全開な魔王様

 授業終わったー

 「クエル様、今から一緒に出掛けませんか?」

 うん。さすが、人気者だ。私は、図書室を探しに行こうかな。歩き出そうとすると

 あれ?足が動かないなぁ?

 (リーシア様…拘束魔法がかかっています)

 (なぜ?誰が?)

 (それは…後ろをみればわかるかと…)

 エイルは、伝えづらそうに、言ってくる。

 「…僕は、君たちには、興味がないんだ。興味があるのは…」

 うん。後ろ振り返りたくない…みんなの視線がいたい…
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