魔王様に溺愛されています
 「わふッ」(リーシア様ー!)

 エ、エイル!?

 「なんだ…魔獣か?」

 エイルは私を背中に乗せ、その場から走って去ってくれた。

 「ありがとう!エイルー!助かったよ」

 私はエイルに抱きつく。

 (これからは、出かけるときは、僕も一緒に行きます!)

 エイルは、私の前でクルンとまわる。

 朝から疲れた…顔、見られちゃったかな…?
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