魔王様に溺愛されています

悪魔

 私は、本を閉じた。昨日のあれは、悪魔だったのか…この辺は物語にあったのか?知ってる物語が頭から消えていく…

 「うっ…物語って何…原作って…」

 (リーシア様?)

 「大丈夫…!」

 もう、なくなってもいい記憶…だ

 「戻ろうか…」

 (…リーシア様!危ない)

 「えっ?…!」

 「気づくのが遅いよ?魔物ちゃん」

 うっ、後ろから抱き留められ、身動きがとれない…

 「わっふ」(リーシア様から離れろ!)
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