魔王様に溺愛されています
 「さぁ、僕のところに、僕が守ってあげる」

 守る…何から?それに…

 いつの間にか抱きしめられ、黒い霧が周りを覆っていた。

 『リーシア様、今日も天気がいいですよ』

 『そうだね。…今日は、何するの?』

 『今日は、泉に行きましょうか』

 これは…?私の過去?でも、この人は一体…

 そして、場面が変わる

 『いや、死なないで!私が…私のせい…だ』

 「そう、君が…殺したんだ。大事だった人が…」

 違う…私のせいじゃ…

 そこで、場面が終わる。
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