魔王様に溺愛されています

エイルとリル

 「いやです!リル様、元の姿に戻してください!」

 「リーシア様を守るためには、力が使える姿のほうがいいでしょう?」

 「前の姿のほうが、リーシア様は心を開いてくれています」

 誰かが言いあってる?エイルの声がする。

 「リーシア様を守るのが我らの仕事でしょう?もう、忘れたのですか…」

 「覚えています…ですが、この姿は」

 「うっ…エイル?誰と話して…」

 目が覚めると目の前に、濃い青色の髪をした青年がリルと話している。青年?違う背中に黒い翼が…
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