僕と彼女と傷痕
僕の彼女は、聴覚に障害がある。

左耳が全く聞こえず、右耳も補聴器がないと聞こえにくい。



障害を負わせたのは……

この“僕”だ。


一生……彼女に償うつもりでいる。




いや、違う━━━━━━




償いじゃない。


彼女のことが…風吹のことが大好きだから、僕はずっと彼女の傍にいたい。


風吹と一緒に、楽しいことも悲しいことも乗り越えて、一緒に笑って泣いて、生きていきたい。



風吹が、聴力を失ってまで僕を生かしてくれた。





だから僕は、僕自身の全てをかけて………

彼女と幸せに暮らしていきたい━━━━━━














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