小悪魔と仮面舞踏会
そして
ゆっくり振り返り
『今度はなんなの?』
と言った…。
「だから…赤外線でアド交換…するんだろ?」
弱々しく言う宮沢…。
『別に?私いつアナタとアド交換するって言ったかしら?私はただ赤外線?って言っただけよ?』
「なっ!?教えろよ!!」
『なんで?』
「なんででも!!」
『そんなに私のアドレス知りたいんだ~?(笑)』
イジワルく
小悪魔の笑みを
浮かべて挑発的に
言った…。