小悪魔と仮面舞踏会

そんな私をみた

宮沢は顔を赤くして

上を向いた…。

その恰好のまま

「なんだよ…モノ足りないって…?」

と言った…。

『ぅ~ん…だから‥今のじゃ‥まだモノ足りないの…。』

「はっ!?」

『もう一度やってくれない?次はそうねぇ…。お願いします!ご主人様って言って頂戴…?』

私がそう言うと

さっきまで

上げていた顔を

下げて

「なっ!!?もっもうやんねぇよ!!」

と私の顔を見ながら言った…。

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