小悪魔と仮面舞踏会
そんな俺を差し置いて
「とりあえず…私がアナタに協力してあげるんだから…私の指示通りにね!!」
と腕を組んで
高飛車な発言をした…。
『なっ!指示通りって…俺は奴隷じゃねぇよ!!』
今まで人に
上からモノを
言われたことのない俺
必死に抵抗する…。
「えぇ。分かってるわよ?ただ…奴隷じゃなくてもアナタはドMでしょ?私から指示出してもらって本当は嬉しいんじゃない?」
『べっ別に…う‥っ嬉しくなんか…っつうか俺はドMじゃねぇし!!』
松山の勝手な発言に
しどろもどろな俺…。