小悪魔と仮面舞踏会

『ちょっ…ちょっと待てよ!!』

慌てて松山を

また引き止める俺…。

そして

松山はゆっくり

振り返り

「今度はなんなの?」

と言ってきた…。

「だから…赤外線でアド交換…するんだろ?」

自信が無くなり弱気に言う俺…。

「別に?私いつアナタとアド交換するって言ったかしら?私はただ赤外線?って言っただけよ?」

『なっ!?教えろよ!!』

「なんで?」

『なんででも!!』

「そんなに私のアドレス知りたいんだ~?(笑)」

強気に言う松山…。

でも

内心ギクッとした…。

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