小悪魔と仮面舞踏会

「ん~。そうねぇ…。じゃあ、明日ね!」

そう言った松山に

『分かった』

と返事をした…。

自然と緩む顔を

そのままにして…。

「それじゃ…」

そう言って振り向きもせずに

松山は空き教室を出て行った…。

残された俺は

ずっとドキドキしていた…。

< 220 / 511 >

この作品をシェア

pagetop