小悪魔と仮面舞踏会

そして

「早く…言って?ねぇ…?」

と耳元に唇を近づけて

言ってきた…。

『かっ…可愛い…』

カァーっと顔が熱く

なるのが分かる…。

「フフッ…ありがとう」

小さく笑いながら

そう言った…。

そして

「にしても…先輩…私のことすごくけなしてたのに…もう興奮してるんですか?」

と強気な発言をした…

「べっ別に興奮なんかしてねぇし!!』

「ウソばっかり…」

『なっ!?ウソなんてついてねぇし!!』

「だって…先輩…息荒いですよ?」

『はっ!?』

「クスッ…ごまかせませんよ?最初に比べると断然息が上がってます」

ダメだ…

見透かされてる…

認めたくねぇけど

この女に敵いそうにねぇ…

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