小悪魔と仮面舞踏会

「私…2人を騙してたの!!」

泣きながら言う綾香…

2人?

宮沢 渡琉だけじゃ

なかったのか?

『綾香…お前…今2人って言ったか?』

不思議に思った俺は

綾香に問いかける…

綾香はただ黙って頷く…

『俺も…ってことか?』

問いかける俺の声は

自分でも分かる位に

情けない声…

「そう…私には、ずっと片思いしてる人がいるの…私は宮沢君とまさを騙してたの…」

知らなかった事実…

「年上で…私のことガキ扱いで…悔しくて…寂しくて…2人には…寂しさを紛らわしてもらうために付き合った…」

明かされる事実…

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