小悪魔と仮面舞踏会

俺をものすごい目つきで

睨んでいる…

俺はしまったと思い

自分が青ざめていくのが

わかった…

でも…

松山のそんな目つきさえも

色っぽく感じる俺がいて

顔が熱くなるのを感じた

睨むのをもう

やめたかと思えば

また睨んできた…

今度のはさっきのよりも

迫力が増していて

鋭く何かを物語る

ような瞳だった…

そんな松山に俺はまた

顔が熱くなったり

青ざめてったり

するのを感じた…

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