小悪魔と仮面舞踏会

「最低最悪な彼女ではありませんでしたよ?
先輩が最低最悪な彼女なら…
先輩と付き合っても女遊びをやめなかった俺は
最低最悪な彼氏でした…。」

笑顔を向けて

綾香先輩に言う俺…

マサという男は

「俺はお前が好きだった…
宮沢と付き合っても…
表向きだけで本命は俺って
何度も何度も…言い聞かせてた…
だけど俺はお前を試した…
まだ彼氏の位置だったのに…
俺を呼び出した女を使って…
最悪な彼氏だった…」

と綾香先輩の髪を

優しく撫でながら言っていた…

そんな姿をみて

本当に綾香先輩のことを

好きだったんだな…

って思った…

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