小悪魔と仮面舞踏会

「コレをずっと付けてろ…と?」

私のあげた首輪を指差しながら言う宮沢…

『そうよ?当たり前じゃない!!』

「なっ!?いくらなんでも」

そう大声で言う宮沢の唇に人差し指を当てて

『し~っ!!』

そう言った…

ったく騒がしいやつね!!

そして

『静かにしてなさい!!』

宮沢の耳に唇を近づけて

囁くように言った…

途端に真っ赤になった宮沢…

そんな宮沢を見て

『プッ…タコみたいね』

そう言って口に手を当てて笑う私…

「なっ!?ふざけんな!!」

『あらぁ~奴隷がそんな口きいていいのかしら?』

そう言って宮沢の頬をつねる…

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