小悪魔と仮面舞踏会

「ぃっ…痛い!!」

そう言って顔を痛そうに歪める宮沢…

まぁ…

そりゃそうよね…

私は爪をくい込ませるようにして

宮沢の頬をつねっている…

だから痛いのは当然…

『離して欲しい~?』

意地悪に笑って言う私…

宮沢は首を思いっきり縦に動かして頷く…

『そう…どうしようかな~?』

そう言って更に強くつねる…

そうだ!!

良いこと思いついた!

『じゃあ…今から5分以内に売店行ってミルクティー買ってきて?』

涙目の宮沢にそう言うと

宮沢はまたしても大きく頷いた…

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