小悪魔と仮面舞踏会
私がそう言うと目を大きく見開いた…
「なっ!?なんで?俺ら同い年なのに…」
『同い年でも私とアナタの関係は?』
ズバッと鋭く聞く私…
途端に口を閉ざした宮沢…
『アナタの口で言ってごらんなさい?私とアナタの関係は?』
そんな宮沢に意地悪に聞く私…
「奴隷と…」
そう言って言葉を止める宮沢…
『奴隷と?』
続く言葉を聞くために
宮沢の言った言葉を
そのままオウム返しする私
「ご主人様…?」
小さくそう言った宮沢に
飛びっきりの笑顔でにっこりと笑いかけ
『その通り!!』
そう言って宮沢に近づいて頭を撫でてあげる…
すると
宮沢は顔を真っ赤にして俯いた…