小悪魔と仮面舞踏会
食堂に着くと
すぐ購買に向かった
ミルクティ-はもう品切れだった…
やっぱりな…
どうしよう?
落胆する俺の前に誰か女生徒らしき人が通った
何やら一枚小さな白い紙みたいなものを落として
そのまま気づかずに
食堂を出て行った…
女生徒が落とした紙を拾って裏返すと
“ミルクティ- 予約券”
と書いてあった…
俺は自分の目をゴシゴシとこすって何度も確かめた…
何度みても
“ミルクティ- 予約券”
そう書いてある…
やっやったぁ!!
俺は心の中でガッツポーズ
落とした女生徒に対する罪悪感を感じながらも
俺は喜びを隠せないでいた