小悪魔と仮面舞踏会

食堂に着くと

すぐ購買に向かった

ミルクティ-はもう品切れだった…

やっぱりな…

どうしよう?

落胆する俺の前に誰か女生徒らしき人が通った

何やら一枚小さな白い紙みたいなものを落として

そのまま気づかずに

食堂を出て行った…

女生徒が落とした紙を拾って裏返すと

“ミルクティ- 予約券”

と書いてあった…

俺は自分の目をゴシゴシとこすって何度も確かめた…

何度みても

“ミルクティ- 予約券”

そう書いてある…

やっやったぁ!!

俺は心の中でガッツポーズ

落とした女生徒に対する罪悪感を感じながらも

俺は喜びを隠せないでいた

< 404 / 511 >

この作品をシェア

pagetop