小悪魔と仮面舞踏会
ラスト -渡琉 side-
来年のハロウィンが
最後のチャンス
俺は松山を好きでいる自信はちゃんとある。
松山の真実には確かに驚いた
でも、だからといって
松山への気持ちは変わったりなんかしなかった。
好きな子の真実を知れて嬉しい気持ちはあったけど。
だから松山に
堂々といえたんだ。
『待ちきれねぇよ!』
って…。
最後なんだ。
来年のハロウィンが
本当の本当に最後なんだ。
自分次第、俺次第。
松山を見つけることができれば
カレカノになれるんだ!
俺は松山の彼氏に
松山は俺の彼女に
なるんだ…。
今からウキウキしてる俺
早く来年のハロウィンなってくんねぇかな?