ポンコツ彼女
会話のタマゴ
オレらのココロ弾く雑談タイムは幕を切って落とした。
で…、そのとっ始めはのけ反りもんだった…。
「…あのう、早速で何なんですが、このサイトのリサーチローラーがネット上でアンケ、本橋さんはご存じでした?」
手元のスマホをテーブル越しでこっちへ翳し、そう切り出したのはS美の方だった。
アハハハ…、体育会系ジミ女らしい何とも唐突な直球だったよ、この投げかけ。
ほんで、実はオレ、そのネットアンケ、見てたんだわ。
つーか、投票してた(苦笑)。
という訳で、この時点で本日初対面のS美とオレはいきなりでタイムリーな会話ネタが浮上したと…。
そこで、さらにそのネタはある一点に絞られた…。
***
「えー⁉なら、本橋さん…、このQ、投票したんですね?」
「ええ。これ、このアンケでは肝ですもんね、やっぱ」
彼女はふんふんとマジ顔で頷いてた。
ちなみに、ちょっと健気モードで、これ、ややかわいかった。
さー、そうなれば、彼女も投票したこのQ…、果たして手を挙げたのかどうか…。
無論、この時の彼女もオレに対して同じ思いを抱いていたのは想像に難くない。
そのQとは以下の通り!
”コロナ禍のこの1年で、マイ人生シュミレーションをリセットされたってワカモノ手を挙げて~❕”
ここで注釈…。
”ワカモノ”は年齢制限なしとのこと→要は実年齢はスルーで、自分の気持ちがワカモノならクリック可ってことだった。
***
このアンケのイカすところは、スカスカな触感だ。
第一、マイ人生シュミレーションって人生設計な訳だろうが、そんな肩ひじ張った尺度を放っぽり投げてるでしょ。
要は、勝手に夢みた打算たっぷりの目論見ってニュアンスが漂ってくるだよな。
なので、この問いには素直に挙手した。
躊躇なく。
ではS美となる…。
アンサーは挙手せずだったよ。
いいね…。
さあ、二人の議論の卵は二人の前に産み落とされたぞ!
で…、そのとっ始めはのけ反りもんだった…。
「…あのう、早速で何なんですが、このサイトのリサーチローラーがネット上でアンケ、本橋さんはご存じでした?」
手元のスマホをテーブル越しでこっちへ翳し、そう切り出したのはS美の方だった。
アハハハ…、体育会系ジミ女らしい何とも唐突な直球だったよ、この投げかけ。
ほんで、実はオレ、そのネットアンケ、見てたんだわ。
つーか、投票してた(苦笑)。
という訳で、この時点で本日初対面のS美とオレはいきなりでタイムリーな会話ネタが浮上したと…。
そこで、さらにそのネタはある一点に絞られた…。
***
「えー⁉なら、本橋さん…、このQ、投票したんですね?」
「ええ。これ、このアンケでは肝ですもんね、やっぱ」
彼女はふんふんとマジ顔で頷いてた。
ちなみに、ちょっと健気モードで、これ、ややかわいかった。
さー、そうなれば、彼女も投票したこのQ…、果たして手を挙げたのかどうか…。
無論、この時の彼女もオレに対して同じ思いを抱いていたのは想像に難くない。
そのQとは以下の通り!
”コロナ禍のこの1年で、マイ人生シュミレーションをリセットされたってワカモノ手を挙げて~❕”
ここで注釈…。
”ワカモノ”は年齢制限なしとのこと→要は実年齢はスルーで、自分の気持ちがワカモノならクリック可ってことだった。
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このアンケのイカすところは、スカスカな触感だ。
第一、マイ人生シュミレーションって人生設計な訳だろうが、そんな肩ひじ張った尺度を放っぽり投げてるでしょ。
要は、勝手に夢みた打算たっぷりの目論見ってニュアンスが漂ってくるだよな。
なので、この問いには素直に挙手した。
躊躇なく。
ではS美となる…。
アンサーは挙手せずだったよ。
いいね…。
さあ、二人の議論の卵は二人の前に産み落とされたぞ!