俺達の笑顔
だが…またぶりかえしてきてる…。


「あのさぁ…俺に彼女がいるってこと知ってるよね?なんでそんなにベタベタするわけ?」


高井が開き直った顔で信じられないことを言った。


「私ね、和明みたいな純粋な男を私色に染めちゃうのが好きなの」


こいつ…。

誘惑してるのか?

俺の胸を指で撫で回しはじめた。


あの…。


キモいんですけど。


別にかわいくねぇし。



「俺高井さんには一切興味ないから」



高井の腕を掴んで思いっきり振り払い、早足で教室に向かった。


マジで高井の暴走を止めてほしい…。
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