俺達の笑顔
車に向かっている時も、潮の香りが漂ってきた。

すごく気持ち良くて…

また明日から頑張ろうっていう気になる。


「夜の海も一味違うね!」


夜風になびかれている由美は朝とは違う色っぽさも感じる。


周りにはだいぶ人が少なくなってきた。

人がいないのを確認して…

由美の首筋にキスをした。


「そこ敏感なんだからぁ…」


興奮してるな、由美。

かわいすぎるよ。


「どうぞ」


助手席のドアを開けて由美を乗せた。

由美は俺のお姫様みたいなものだから…って思ってたら由美が嬉しそうな顔で言った。
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