俺達の笑顔
「和明〜!おはよ〜!」


おっ、きたきた。

俺の大好きな彼女。

本当に俺って運がいいやつ。

由美の教職課程の3科目を抜かせばほとんど授業一緒なんだ。


「おはよ〜!」


朝からかわいい笑顔見れて…幸せだぁ…


「今時間割表持ってる?見せて!」


由美がスケジュール帳を取り出しながら聞いてきた。

鞄の中を探って、取り出す。


「あるよ!」


俺の時間割と自分のスケジュール帳を交互に見ながら、どんどん顔が暗くなっていく。


「うわ〜、運悪〜!」


由美から二つとも取り上げて俺も見比べてみた。
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