俺達の笑顔
「彼女大事にしろよ〜!じゃあな!」


由美にも負けないような笑顔で太田が手を振った。

俺もそれに答えて手を振り、家へと帰った。



それにしても…由美の目が気になる。

家に着いてすぐに由美にメールを送った。


『なんか悩みある?』


って。


メールを送って二時間。


返事がこない。

「どうしたんだよ、あいつ…」


部屋の中で一人つぶやく。


俺はふと思い出した。


鞄の中から落ちてきた紙…


あれから様子がおかしい。


あの紙に何か秘密が隠されているのか…?


だとしたらどんな秘密が隠されているんだ……?
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