俺達の笑顔
「私重たい女でしょ…?もう…和明に余計な荷物背負わせちゃだめだ…」


…どういうこと?

由美…?

なぁ…由美!?

由美は俺に喋らせる隙も与えず言った。


「別れよう…」


自分の耳を疑った。


「えっ…今なんて…?」

「ごめん…和明のためだから…」


あっという間に由美は去っていった。

この前みたいにものすごい速さで…

また俺は由美の背中を見失った…


なんで別れなきゃいけねぇんだ?

俺は由美を愛してる。

大好きだ。

毎日由美のことを考えてばかりの俺…

もう…この気持ちは一生変わることはないんだ…
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