眠り姫の枕になりたい王子たちは、今日も姫を甘やかす

「だったら、わざわざ声かけなくてもいいじゃないですか」



最後の返しは凛くん。



神々先輩と関わると、なんだか不機嫌になってるような…?



見間違い………



「いや、2人が仲良さそうにしてるのが羨ましくって。ダメだったかな?」



「僕と夢羽の二人の時間を邪魔しないでください!」



じゃ…なさそう。



明らかに顔がムスッとしてる。



「まぁまぁ、朝から怒らないで巴月くん」



「誰のせいだと思ってるんです?」



「さぁ?」



「あ〜もう!神々先輩がいるとカッコがつかないから嫌なんですよ…!」
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