眠り姫の枕になりたい王子たちは、今日も姫を甘やかす
でも、こっちの凛くんも見てて面白いからなぁ。
凛くんは神々先輩の対応に不服そうだけど、私はちょっぴり楽しいかも…なんて。
こんなこと言ったら凛くんに怒られちゃうだろうから、言わないけどね。
「会長!お取り込み中すみません…!ちょっと昨日の件でお話が…」
慌てた声が聞こえたと思ったら、一人の男子生徒が焦った様子で神々先輩の元へと駆け寄ってきた。
同じ生徒会の人…なのかな。
「わかった、すぐ生徒会室に行こう。またね、二人とも」
「はい」