泣いていいよ
あとがき
読んで下さりありがとうございます。
この話は、私の友達に向けて書いたものです。
その子は、不器用だけど友だち思いで。
まわりが見れるからこそ、人一倍傷つきやすい。
そんな子です。
皆さんのまわりにもそういった人はいませんか?
あなたも、もちろん私も、弱い人間です。
強く見える人も、ただちょっとだけ他の人より強がってるだけで、弱い一面はみんな持っています。
だから、自分の弱いところを卑下する必要も、隠す必要も、恥ずかしがる必要もありません。
泣きたかったら堂々と泣いていいんです。
誰かのために流す涙は、自分の心をきれいにして、未来へと繋ぐ架け橋となります。
そんなメッセージが伝わったら、そう思って書いた作品です。
辛いときは生きていれば必ず訪れるけど、一人じゃないことだけは忘れないでください。
それでは、一人でも多くの人の心が軽くなることを願っています。
また小説を通して会いましょう。