クール系ドS次期当主様はスキンシップがお好き
第二章
1.一変した日常
キス事件から一夜明けて、いつものように沙織と登校すると大鴉くんがわざわざ離れた私の席まで来て
「ひな、おはよう」
と挨拶してきた。
困惑しつつも挨拶を返すと満足したのか大鴉くんは自分の席へ戻って行った。
「ちょっとひな、どういうこと?」
「だから私もわかんないんだって」
大鴉くんが挨拶してきたのは今日が初めてだった。
昨日興味津々に近付いてきた女子生徒達や沙織に散々説明したけど、大鴉くんとは高校入学して初めて会ったし、今までまともに話したことすらなかった。
仲がいいわけでも増してやキスするような間柄でもない。
それならなんで、と詰め寄られたけどそんなの私が聞きたい!
しかも大鴉くんは昔の私を知っているような素振りだった。
けど、私には大鴉くんと会った記憶なんてない。
きっと何か勘違いしてるんだと思う。
それなら早いとこ訂正しなきゃね。
「ひな、おはよう」
と挨拶してきた。
困惑しつつも挨拶を返すと満足したのか大鴉くんは自分の席へ戻って行った。
「ちょっとひな、どういうこと?」
「だから私もわかんないんだって」
大鴉くんが挨拶してきたのは今日が初めてだった。
昨日興味津々に近付いてきた女子生徒達や沙織に散々説明したけど、大鴉くんとは高校入学して初めて会ったし、今までまともに話したことすらなかった。
仲がいいわけでも増してやキスするような間柄でもない。
それならなんで、と詰め寄られたけどそんなの私が聞きたい!
しかも大鴉くんは昔の私を知っているような素振りだった。
けど、私には大鴉くんと会った記憶なんてない。
きっと何か勘違いしてるんだと思う。
それなら早いとこ訂正しなきゃね。