硝子の枕⑤/足長オジサンでリッチに寝る❓❓💛エロティックブラックの読切り第5話です♪
その2
ここで、時間軸はコトに及ぶ約45分前に遡る…。
”ふう…、ここがうわさに聞くリッチネルか…。一度はここでと思っていたが、何とかぎりぎり間にあったかな”
精一郎は部屋に入ると、すぐにベッドへペタンと腰を下ろし、大きく深呼吸をした後、そう胸の中で呟いた。
それは何処かまなじりを決っしてというか、感慨深い表情で…。
ちなみに、額にはアブラ汗?がてかっていた。
「お客さん…、コンニチワ、シノブです!よろしくお願いしますね…。ええと…」
「ああ、こっちの希望は事前に伝えてる通りだから、他になんだのかんだのはないよ。時間も厳守って言うか、若干早めに切り上げるし。いいですかね❓』
「はい…、こっちが聞いてる範囲は全然なんで…。ただ…。あのう、それでYouTubeの再生動画なんですが…」
シノブはあらかじめ、精一郎が要望してきた動画については承知していた。
その上での問いかけであったのだが、精一郎はこれからベッドインすることとなる彼女がネガティブな想いを抱いていると想像した。
これは、実際いつものことであった訳で…。
”まあ、おそらく二十歳前後のイマドキな娘だ。奇異な気持ちになるのは無理ないさ…”
精一郎はいつも通り、カッコつけずに補足した。
「年老いたポンコツ爺でもやはりこだわりの性癖はあるんでね。特段の理由はないんで、無理なら今からキャンセルでも構わない。遠慮しないでファイナルアンサー、頼みます」
こう言って、精一郎は何ともな笑みで本日のお相手に返した。
すると~~!
💛💛💛
「いえ、その条件は全然かまわないんです。じゃなくて…、ぶしつけですが、再生する動画の足長オジサンはお客さん自身じゃないんですか?…、あ、間違ってたらゴメンナサイ。っていうか、別に答えてもらわなくてもいいんです…」
シノブはややバツの悪そうな表情で、盛んに顔を赤らめていたが、一方の精一郎はなぜかぷっと吹き出しててしまった。
「ああ、失礼…。ピンポンなんで、それ…。でも、なんで…」
「やっぱですか~~❣私らの仕事仲間も今の時代なんで、SNSで情報共有してるんです。それで…、ウクライナ支援の高額寄付動画を再生するお客さんってことで、実は”現代の足長オジサン”、私達の中では有名人なんですよ❣いつか自分も巡り合えるかな~ってノリで。ああ、すいません。勝手にプライバシー踏み込んでますよね。聞き流してください、お客さん…」
「…」
「ああ、もうこの件は忘れましょう。今日は一人のお客様としてお相手させてもらいますから💖」
シノブはそう言って、精一郎の横に腰を下ろし、右手を彼の膝上に乗せた。
この時、精一郎を襲ったのは一種の違和感という衝撃だった。
要するに…!
こっちの正体が見抜かれたならば、その延長でのアプローチは決まり切っているし!
”外国からの避難民に何億ってんなら、せっかくの縁だし、少しくらいもらい受けたいわ!”
精一郎は従来から勘が鋭く、その自負もあった。
なので…、彼女のアイソは素であると看破でできていたのだ。
つまりは…、少なくともコトに乗じて金をねだったりって性根を、このオンナは持ち合わせていないと…。
ここで彼は、急遽決断する。
💛💛💛
”ふう…、ここがうわさに聞くリッチネルか…。一度はここでと思っていたが、何とかぎりぎり間にあったかな”
精一郎は部屋に入ると、すぐにベッドへペタンと腰を下ろし、大きく深呼吸をした後、そう胸の中で呟いた。
それは何処かまなじりを決っしてというか、感慨深い表情で…。
ちなみに、額にはアブラ汗?がてかっていた。
「お客さん…、コンニチワ、シノブです!よろしくお願いしますね…。ええと…」
「ああ、こっちの希望は事前に伝えてる通りだから、他になんだのかんだのはないよ。時間も厳守って言うか、若干早めに切り上げるし。いいですかね❓』
「はい…、こっちが聞いてる範囲は全然なんで…。ただ…。あのう、それでYouTubeの再生動画なんですが…」
シノブはあらかじめ、精一郎が要望してきた動画については承知していた。
その上での問いかけであったのだが、精一郎はこれからベッドインすることとなる彼女がネガティブな想いを抱いていると想像した。
これは、実際いつものことであった訳で…。
”まあ、おそらく二十歳前後のイマドキな娘だ。奇異な気持ちになるのは無理ないさ…”
精一郎はいつも通り、カッコつけずに補足した。
「年老いたポンコツ爺でもやはりこだわりの性癖はあるんでね。特段の理由はないんで、無理なら今からキャンセルでも構わない。遠慮しないでファイナルアンサー、頼みます」
こう言って、精一郎は何ともな笑みで本日のお相手に返した。
すると~~!
💛💛💛
「いえ、その条件は全然かまわないんです。じゃなくて…、ぶしつけですが、再生する動画の足長オジサンはお客さん自身じゃないんですか?…、あ、間違ってたらゴメンナサイ。っていうか、別に答えてもらわなくてもいいんです…」
シノブはややバツの悪そうな表情で、盛んに顔を赤らめていたが、一方の精一郎はなぜかぷっと吹き出しててしまった。
「ああ、失礼…。ピンポンなんで、それ…。でも、なんで…」
「やっぱですか~~❣私らの仕事仲間も今の時代なんで、SNSで情報共有してるんです。それで…、ウクライナ支援の高額寄付動画を再生するお客さんってことで、実は”現代の足長オジサン”、私達の中では有名人なんですよ❣いつか自分も巡り合えるかな~ってノリで。ああ、すいません。勝手にプライバシー踏み込んでますよね。聞き流してください、お客さん…」
「…」
「ああ、もうこの件は忘れましょう。今日は一人のお客様としてお相手させてもらいますから💖」
シノブはそう言って、精一郎の横に腰を下ろし、右手を彼の膝上に乗せた。
この時、精一郎を襲ったのは一種の違和感という衝撃だった。
要するに…!
こっちの正体が見抜かれたならば、その延長でのアプローチは決まり切っているし!
”外国からの避難民に何億ってんなら、せっかくの縁だし、少しくらいもらい受けたいわ!”
精一郎は従来から勘が鋭く、その自負もあった。
なので…、彼女のアイソは素であると看破でできていたのだ。
つまりは…、少なくともコトに乗じて金をねだったりって性根を、このオンナは持ち合わせていないと…。
ここで彼は、急遽決断する。
💛💛💛