トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
「陽子さん、これ、誰が誰のか分かるんですか?」
サザンクロスがリハに行っている間、控え室で明日香は衣装にブラシとスチームをかけ、靴を磨いていた。
ずらっと並んだ4着の衣装は、同じ色同じ形で、いつも色違いのコットンキャンディの衣装に慣れている明日香は戸惑った。
「ん?ああ。色で区別するのよ。ほら、ハンガーの色が違うでしょ?」
見ると、青、赤、緑、黄色の4色のハンガーにそれぞれ衣装が掛けられている。
靴を置いているトレーも同じく4色だった。
「なるほどー。なんでこの4色?」
「はあー、さすが明日香」
え?と意味が分からず陽子を振り返る。
「ファンの子ならすぐ気付くわよ。4人の担当カラーだって」
「担当カラー?あ!なるほど」
コットンキャンディも、りなが水色、あみがオレンジ、ふうかが黄緑と決まっていた。
それと同じらしい。
「アイドルグループって、みんなそんな感じなんですねー。で?どの色が誰?」
陽子は再び、はあーさすが明日香と呟いた。
サザンクロスがリハに行っている間、控え室で明日香は衣装にブラシとスチームをかけ、靴を磨いていた。
ずらっと並んだ4着の衣装は、同じ色同じ形で、いつも色違いのコットンキャンディの衣装に慣れている明日香は戸惑った。
「ん?ああ。色で区別するのよ。ほら、ハンガーの色が違うでしょ?」
見ると、青、赤、緑、黄色の4色のハンガーにそれぞれ衣装が掛けられている。
靴を置いているトレーも同じく4色だった。
「なるほどー。なんでこの4色?」
「はあー、さすが明日香」
え?と意味が分からず陽子を振り返る。
「ファンの子ならすぐ気付くわよ。4人の担当カラーだって」
「担当カラー?あ!なるほど」
コットンキャンディも、りなが水色、あみがオレンジ、ふうかが黄緑と決まっていた。
それと同じらしい。
「アイドルグループって、みんなそんな感じなんですねー。で?どの色が誰?」
陽子は再び、はあーさすが明日香と呟いた。