トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
何かを掴んだとは?
新曲披露!
「はぁ、いよいよか」
「ドキドキするね」
「うん。でもやっとみんなに見てもらえるね」
「うんうん。ドキドキだけどワクワク」
3人は顔を見合わせて笑う。
明日香は、さり気なくあちこちに目を走らせ、衣装をチェックする。
今日はついに、コットンキャンディの新曲披露の日。
そしてその舞台は、フェアリーテイル初披露の時と同じ生放送の歌番組だった。
最後にりなが、パンプスのストラップを調整する。
「しゃがみまーす」
「はーい」
それは、あの時以来決めたルール。
しゃがむ時は声をかけ、少し離れた所でなるべく衣装が床に付かないように。
そして他の人は、近付く人がいないか見守り、無事にその人が立ち上がるまで見届ける。
同じ失敗をしない為に。
「本番3分前でーす」
ADの声に、3人はいよいよ緊張感が高まる。
すると、すぐ後ろに並んでいた瞬が近づいて来て声をかける。
「大丈夫。あれだけ練習したんだから目をつぶってても出来るよ」
落ち着いたその声に、3人は安心したように頷いた。
「ドキドキするね」
「うん。でもやっとみんなに見てもらえるね」
「うんうん。ドキドキだけどワクワク」
3人は顔を見合わせて笑う。
明日香は、さり気なくあちこちに目を走らせ、衣装をチェックする。
今日はついに、コットンキャンディの新曲披露の日。
そしてその舞台は、フェアリーテイル初披露の時と同じ生放送の歌番組だった。
最後にりなが、パンプスのストラップを調整する。
「しゃがみまーす」
「はーい」
それは、あの時以来決めたルール。
しゃがむ時は声をかけ、少し離れた所でなるべく衣装が床に付かないように。
そして他の人は、近付く人がいないか見守り、無事にその人が立ち上がるまで見届ける。
同じ失敗をしない為に。
「本番3分前でーす」
ADの声に、3人はいよいよ緊張感が高まる。
すると、すぐ後ろに並んでいた瞬が近づいて来て声をかける。
「大丈夫。あれだけ練習したんだから目をつぶってても出来るよ」
落ち着いたその声に、3人は安心したように頷いた。