トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
「それで、そのマジックグッズの会社の社長さんが、うちの事務所に連絡してきたんだ。何かお礼がしたいって。マネージャーの富田さんが、お気遣いなくって断ったら、せめてものお礼ってこれを送ってきてくれたんだ」
「そうだったのね」
「それでさ、明日香に見て欲しいものがあって…」
瞬は、袋から最後に取り出した小さな箱を明日香に差し出す。
「なあに?」
「ま、いいから。開けてみて」
明日香は受け取ると、綺麗に結んである箱のリボンをほどいて、もう一度瞬を見る。
瞬が頷くと、明日香はそっと箱のフタを開けた。
「うわぁ!かわいい!」
中を見ると、ふわふわの綿の上に2匹のひよこがちょこんと乗っていた。
明日香のひよこと同じく、黄色いスポンジで出来た小さなひよこ達。
でもよく見ると、少し違う。
「これって、男の子?」
「そうみたいだね」
黒いシルクハットと蝶ネクタイを付けている。
「そっか!マジシャンなのね。いっちょまえ〜」
明日香はツンツンと触ってみた。
「これさ、社長さんが特別に作ってくれたらしい。非売品なんだって」
「え?じゃあ、世界にこの2つだけって事?」
「そう」
ひゃあーと明日香は箱を持ち上げてまじまじと見る。
「そうだったのね」
「それでさ、明日香に見て欲しいものがあって…」
瞬は、袋から最後に取り出した小さな箱を明日香に差し出す。
「なあに?」
「ま、いいから。開けてみて」
明日香は受け取ると、綺麗に結んである箱のリボンをほどいて、もう一度瞬を見る。
瞬が頷くと、明日香はそっと箱のフタを開けた。
「うわぁ!かわいい!」
中を見ると、ふわふわの綿の上に2匹のひよこがちょこんと乗っていた。
明日香のひよこと同じく、黄色いスポンジで出来た小さなひよこ達。
でもよく見ると、少し違う。
「これって、男の子?」
「そうみたいだね」
黒いシルクハットと蝶ネクタイを付けている。
「そっか!マジシャンなのね。いっちょまえ〜」
明日香はツンツンと触ってみた。
「これさ、社長さんが特別に作ってくれたらしい。非売品なんだって」
「え?じゃあ、世界にこの2つだけって事?」
「そう」
ひゃあーと明日香は箱を持ち上げてまじまじと見る。