トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
「でも良かったわ。明日香が裁縫も出来るなんて。偶然とはいえ、良い子を見つけたわ〜」
「いえ、そんな。学校の家庭科で習った程度です」
「ううん、最初はそれで充分よ。出来る範囲で少しずつ手伝ってくれたら」
じゃあ、ここからここまで、しつけ糸で仮縫いしてくれる?と言われ、はいと明日香は衣装のウエスト部分を縫い始めた。
ここでアルバイトをすることが正式に決まり、まずは放課後時間がある時に、オフィスでお手伝いをすることになった。
週に2、3回通ううちに、だんだんとこの会社のことが分かってきた。
芸能界だけでなく、ファッション雑誌やショーなどにも、スタイリストやデザイナーを派遣しているらしい。
基本的には皆、それぞれの現場に行って仕事をするため、何か用事がある時しかオフィスには来ない。
オフィスにいつもいるのは、先日明日香を出迎えてくれた葵と、もう1人の事務の人だけだ。
「いえ、そんな。学校の家庭科で習った程度です」
「ううん、最初はそれで充分よ。出来る範囲で少しずつ手伝ってくれたら」
じゃあ、ここからここまで、しつけ糸で仮縫いしてくれる?と言われ、はいと明日香は衣装のウエスト部分を縫い始めた。
ここでアルバイトをすることが正式に決まり、まずは放課後時間がある時に、オフィスでお手伝いをすることになった。
週に2、3回通ううちに、だんだんとこの会社のことが分かってきた。
芸能界だけでなく、ファッション雑誌やショーなどにも、スタイリストやデザイナーを派遣しているらしい。
基本的には皆、それぞれの現場に行って仕事をするため、何か用事がある時しかオフィスには来ない。
オフィスにいつもいるのは、先日明日香を出迎えてくれた葵と、もう1人の事務の人だけだ。