トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
「違うだろ、お前」
瞬は明日香に向かってもう1度そう言った。
「あ、はい、違います、すみません。あの、私…」
下を向いた明日香に代わって、りなが続ける。
「えへへー、実は私達の新しいスタイリストさんなんです」
「へぇーそうなんだ。知らなかった」
「あ、ご挨拶が遅れましてすみません。私、オフィス クリスタルの小池明日香と申します」
宜しくお願いしますと頭を下げると、直哉は驚いた声で言う。
「え?じゃあ陽子さんや紗季さんとこの?」
「あ、はい。そうです。私はアルバイトですが…」
すると、直哉のとなりにいた充希が、同じく驚いたように聞いてきた。
「クリスタルにこんな若い子が?君、いくつ?」
「あ、17です」
明日香は下を向いたまま、消え入りそうな声で答える。
「へぇ~、俺達より2コ下か」
「そっかー、宜しくね、えーと明日香ちゃん。俺は直哉でこいつは充希。で、その隣が」
すると今まで黙っていたメンバーが手を上げる。
「優斗です!で、最後にこっちが…」
皆が優斗の隣に顔を向ける。
…………シーン。
すると優斗が顔を重ねるようにしながら、
「瞬でーす」
と、真似をするようにわざと低い声で言った。
「ははっ!ま、そういう訳で。これから会う機会も多いと思うので、宜しくね」
直哉の言葉に明日香は、はい、こちらこそ宜しくお願いしますと頭を下げる。
じゃ、またあとでーと手を振って、直哉はドアを閉めた。
瞬は明日香に向かってもう1度そう言った。
「あ、はい、違います、すみません。あの、私…」
下を向いた明日香に代わって、りなが続ける。
「えへへー、実は私達の新しいスタイリストさんなんです」
「へぇーそうなんだ。知らなかった」
「あ、ご挨拶が遅れましてすみません。私、オフィス クリスタルの小池明日香と申します」
宜しくお願いしますと頭を下げると、直哉は驚いた声で言う。
「え?じゃあ陽子さんや紗季さんとこの?」
「あ、はい。そうです。私はアルバイトですが…」
すると、直哉のとなりにいた充希が、同じく驚いたように聞いてきた。
「クリスタルにこんな若い子が?君、いくつ?」
「あ、17です」
明日香は下を向いたまま、消え入りそうな声で答える。
「へぇ~、俺達より2コ下か」
「そっかー、宜しくね、えーと明日香ちゃん。俺は直哉でこいつは充希。で、その隣が」
すると今まで黙っていたメンバーが手を上げる。
「優斗です!で、最後にこっちが…」
皆が優斗の隣に顔を向ける。
…………シーン。
すると優斗が顔を重ねるようにしながら、
「瞬でーす」
と、真似をするようにわざと低い声で言った。
「ははっ!ま、そういう訳で。これから会う機会も多いと思うので、宜しくね」
直哉の言葉に明日香は、はい、こちらこそ宜しくお願いしますと頭を下げる。
じゃ、またあとでーと手を振って、直哉はドアを閉めた。