トップアイドルの恋〜好きになってもいいですか?〜
さて帰ろうと、もと来た道を戻り始めた明日香は、前から物凄く大きな荷物を背中に背負って、前かがみで歩いてくる女性の姿に驚いて足を止めた。
(え、何?サンタクロース?)
本気でそう思ってしまうほど、大きな何かを布で包んで背中に背負っている。
中身が何かは分からないけれど、きっとそれはとてつもなく重いはずで、小柄なその女性は、顔を上げることも出来ないほど必死に足元を見ながらゆっくり歩いてくる。
すれ違った後も、しばらくその後ろ姿を見守っていた明日香は、あ!とふいに思い付いた。
(きっとスタイリストさんだ!)
デザイナーになりたいと考えている明日香は、他にも服に関われる仕事を調べたことがあり、スタイリストがどんな仕事かもある程度把握していた。
(そうか、ここテレビ局だもんね。きっと芸能人の着る衣装を手配してるんだわ)
(え、何?サンタクロース?)
本気でそう思ってしまうほど、大きな何かを布で包んで背中に背負っている。
中身が何かは分からないけれど、きっとそれはとてつもなく重いはずで、小柄なその女性は、顔を上げることも出来ないほど必死に足元を見ながらゆっくり歩いてくる。
すれ違った後も、しばらくその後ろ姿を見守っていた明日香は、あ!とふいに思い付いた。
(きっとスタイリストさんだ!)
デザイナーになりたいと考えている明日香は、他にも服に関われる仕事を調べたことがあり、スタイリストがどんな仕事かもある程度把握していた。
(そうか、ここテレビ局だもんね。きっと芸能人の着る衣装を手配してるんだわ)